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URの空きはいつ出る?空室が出やすい曜日・時間帯を約6,700件の実測データで解説

「URの空きはいつ出るのか」「毎日公式サイトを見ているのに、ずっと満室のまま」—— UR賃貸を探している人が必ずぶつかる疑問です。 ネット上には「春が狙い目」「こまめにチェックしましょう」といった一般論はあふれていますが、実際にいつ空きが出ているのかを測った数字はほとんど見つかりません。

UR Alertは全国のUR物件を毎日巡回し、新しく掲載された空室を記録しています。 この記事では、直近約1ヶ月半に検知した約6,700件の新規空室データを集計して、 「空きが出やすい曜日」「出やすい時間帯」を実測ベースでお答えします。

先に結論からお伝えします。URの空きが最も多く出たのは月曜(全体の約3分の1)、次いで金曜。 時間帯は午前10時台が突出したピークでした。 そして水曜はほぼゼロ(全体の1%未満)——水曜に更新を待っても、ほとんど意味がありません。

日別:月曜と金曜だけで全体の半分以上

2026年5月14日〜7月5日に検知した6,731件の新規空室を、検知した曜日別に集計した結果がこちらです。

曜日新規空室の件数割合
月曜2,191件約33%
金曜1,615件約24%
土曜1,077件約16%
火曜825件約12%
木曜649件約10%
日曜315件約5%
水曜59件1%未満

月曜が2,191件と突出しており、金曜と合わせると2つの曜日だけで全体の56%以上を占めます。 月曜の突出は、週末のあいだに進んだ退去・事務処理が週明けにまとめて掲載される運用を反映していると考えられます。

逆に目を引くのが水曜の59件(1%未満)です。 UR営業センターの多くが水曜定休であることと符合しており、 データを見る限り、URは水曜に空室情報をほぼ更新していません。 「毎日チェックしているのに空きが見つからない」という人は、 少なくとも水曜のチェックは省いて、月曜と金曜に集中させたほうが効率的です。

時間帯別:午前10時台が圧倒的なピーク

同じ6,731件を検知した時間帯別に見ると、上位は次のとおりでした。

  • 10時台:2,953件(全体の約44%)——圧倒的なピーク
  • 13時台:1,142件(約17%)
  • 16時台:1,056件(約16%)
  • 8時台:609件(約9%)——朝イチの検知で、前夜から早朝までに掲載された分の累積を含みます

ここでひとつ正直な注釈を。この数字はUR Alertの巡回が新規掲載を「検知した」時刻であり、 監視は毎日8:30〜17:30に行っているため、夜間に掲載された部屋は翌朝8時台にまとめて検知されます。 巡回の間隔による1時間前後のずれも含む「目安」として読んでください。 それでも、午前10時台への集中は誤差では説明できない規模で、 URの掲載作業が午前中に行われていることを強く示しています。

実用的にまとめると:チェックするなら平日の午前10時〜11時ごろ、特に月曜と金曜の午前が最有力です。

「春に空きが増える」は本当か——季節性について正直なところ

「URの空きが出る時期」で検索すると、多くの記事が「1〜3月の繁忙期の後、春に退去が増える」 「9〜10月の転勤シーズンも動きがある」と書いています。 賃貸市場の一般論としては筋が通っており、URも例外ではないと考えられます。

ただし、これはあくまで一般論です。UR Alertの実測データはまだ約1ヶ月半分しかなく、季節ごとの傾向を数字で検証できる段階にはありません。 確かめられていないことを確かめたかのように書くつもりはないので、 季節性については「一般にそう言われている」以上のことは現時点では言えません。 データが1年分たまり次第、この記事に実測の季節傾向を追記する予定です。

空きが出ても、数日で埋まる

「いつ出るか」と同じくらい大事なのが、「出た後、どれくらいの猶予があるか」です。 現在の空室回転レポート(/trends)によると、 全国のUR空室は公開から申込終了まで中央値で約3.3日。 首都圏はさらに速く、東京都は約1.3日、千葉県は約1.2日、埼玉県は約2.1日、神奈川県は約2.5日です (大阪府は約6.1日と、関西はやや余裕があります)。

つまり東京では、月曜の午前に出た空きが火曜には締め切られているのが標準的なペースです。 「週末にゆっくり探そう」では、その週に出た空きのほとんどに間に合いません。 どの物件が特に早く埋まるのかは、すぐ埋まる人気物件のデータ解説で詳しく書いています。

空きがなかなか出ないときの3つの対処法

狙っている物件の空きが何週間も出ない——そんなときに取れる手は、大きく3つあります。

  1. 候補の幅を広げる。1棟だけを待つと、空きが出る頻度そのものが低くなります。都道府県・エリア別の物件一覧で近隣の団地を、路線別の一覧で同じ沿線の物件を確認して、 候補を3〜5棟に増やしておくと、チャンスの総量が大きく変わります。
  2. 営業センターの「空き待ち予約」を登録する。満室の物件でも、UR営業センターで順番待ちを登録しておくと、空きが出たときに連絡をもらえる制度があります。 登録方法や注意点は空き待ち予約の解説記事にまとめました。
  3. チェックを自動化する。ここまで見てきたとおり、空きは月曜・金曜の午前に集中し、出ても首都圏では1〜2日で埋まります。 このリズムに人力で張りつくのは現実的ではありません。 UR Alertなら、無料プランで5棟までウォッチして毎日17:30にまとめ通知、 有料プラン(月500円)なら最大20棟を対象に、空室検知から数分以内に通知が届きます。

月曜と金曜の午前10時に、毎回サイトを開くのは大変です。
気になる建物を登録しておけば、空きが出たタイミングを見逃さずにお知らせします。無料で始められます。

都道府県から建物を探す

調査概要(データの出どころと限界)

  • 期間:2026年5月14日〜7月5日(約1ヶ月半)
  • 件数:新規空室の検知6,731件、対象は全国約1,400棟のUR物件
  • 方式:UR公式サイトの掲載情報を毎日巡回し、新たに掲載された部屋を検知・記録
  • 監視時間:毎日8:30〜17:30(JST)。時間帯別の数字は検知時刻ベースで、夜間掲載分は翌朝8時台に計上されます
  • 網羅範囲の注意:全国監視に拡大したのは2026年6月からで、それ以前は一部エリアのみの監視でした。したがって期間中の実際の掲載件数は本記事の件数より多い可能性があります(本記事の件数は下限値です)

曜日・時間帯の分布は検知ベースの集計であり、URの内部運用を保証するものではありません。 本記事のデータを引用・参照される場合は、出典として本ページへのリンクをお願いします。

まとめ

  • URの新規空室は月曜(約33%)と金曜(約24%)に集中——2曜日で全体の半分以上
  • 水曜はほぼゼロ(1%未満)。水曜のチェックは省いてよい
  • 時間帯は午前10時台が圧倒的なピーク(全体の約44%)
  • 季節性は一般論(春・秋に動きやすい)はあるが、実測での検証はこれから
  • 出た空きは全国中央値で約3.3日、東京は約1.3日で埋まる——出る時期を知るだけでは足りない
  • 出ないときは「候補を広げる」「空き待ち予約」「通知の自動化」の3本立てで

※ 本記事の数値はUR Alertが記録した空室データにもとづくスナップショットです。 埋まる速さなどの最新の状況は空室回転レポートでご確認ください。

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